2010年1月21日木曜日
マグネシウムで頭痛予防
マグネシウムは便秘だけでなく偏頭痛対策にもとても効果的だといわれています。その理由は偏頭痛は頭部の血管が拡がり炎症を起こして痛みが起こるのですが、その原因として過労や睡眠不足、ストレスなどがあります。これらの状態が続くと血小板が凝集したり血管が収縮してしまいます。それを抑える働きがあるのがマグネシウムです。また、カルシウムが細胞中に溜まると、血管が緊張するので偏頭痛が起こりやすくなってしまいます。実は、それを防ぐ役割もあるので、2種類の要因で偏頭痛に効果的だといわれているのはこのためです。現在は、病院などでも、有効な治療薬として処方されることもよくあります。現代社会はストレス社会です。残業続きのOLさんやお父さんにマグネシウムは必須です。精神を安定するための神経伝達物質の生成時にも必要です。また、 抗ストレスホルモンを作り出す機能もあるそうなので、わたしたちの体にはとっても大切なミネラルです。
マグネシウムが便秘を解消
マグネシウムが便秘解消に役立つってご存知でしたでしょうか。実はこのミネラルは便秘に対して食物繊維に似た性質をもつので便をやわらかくしてくれる作用があります。腸の中の便は腸のぜん動運動が不活発だと、腸の中をゆっくり進むので水分が吸収されすぎてお通じが悪くなってしまいます。これがいわゆる便秘です。マグネシウムは腸の中の水分を集めてくれるので、便をやわらかくしてくれる働きがあります。水分で便がやわらかくなるということは、それだけ排便がしやすくなるということです。このはたらきは食物繊維が便秘に対してのはたらきと同じようなはたらきがあります。マグネシウムを多く含んでいる食品には海藻類や木の実、また魚貝類などがあります。具体的には、わかめや青海苔、アオサなどや、トウモロコシ、大豆にも含まれています。ただし下剤としても使われることがあるのでサプリメントなどでとりすぎてしまうと下痢をすることもありますので注意です。
マグネシウムの働き
マグネシウムは体内で300種類以上の酵素の化学反応に携わっている私たちが生きていく上で必要不可欠なミネラルの一種です。300種類っていうと一体どれくらいなのか想像できないかもしれませんが、生きていくための酵素反応にほとんど関係していると言えるのだそうです。たとえば、これはよく聞くかも知れませんが骨の維持に関わっています。これはカルシウムに関係しているからです。またホルモン分泌や筋肉の収縮などにも関係しており、マグネシウムがなければ正常に機能できないでバランスが崩れてしまって正常にホルモンなどの分泌が行われないのです。また、マグネシウムはカルシウムと同様骨の材料です。筋肉や体液のマグネシウム量がもし不足してしまうと、骨から溶け出して一定の濃度を保つように働きます。マグネシウムを一日摂取しなかったといって次の日症状が何か出るということはありませんが、不足の症状が表れたときには、既に骨はボロボロです。
マグネシウム不足になると
マグネシウムが体内から不足すると、それと共にカルシウム代謝といわれる代謝が乱れるので、細胞内に水を吸い込みすぎて膨らんだ状態になります。これが疲れやだるさの原因となったり、顔や手足のむくみにもなります。また、マグネシウム不足になると身体の中で酵素の化学反応が順調に進まないので、カルシウムが血管や内臓などの組織に沈着してとれなくなるので、血液の流れが止まる可能性がでてきます。これが心臓付近に起こった場合心筋梗塞に、脳に起こると脳梗塞が結果として起こります。これは、動脈硬化が進んでいない若い世代の人にも十分起こりうる症状でマグネシウム不足が原因の突然死にはこういった理由があります。さらに、逆にカルシウムの摂り過ぎると身体からマグネシウムを失わせ、マグネシウム不足になるそうです。不足してしまうのも摂取してしまうのも体にとっては良くないです。バランスよくそれぞれの栄養素をとるように心がけましょう。
マグネシウムは必須ミネラル
ミネラルという名前を聞くと、何を想像しますか?たいていの人はカルシウムや鉄分の名前を出すかもしれません。これらは良く知られていますが、これ以外にも身体には約13種類のミネラルが必要だといわれています。それらのミネラルはマグネシウムや亜鉛などです。多くのミネラルと同様これらのミネラルは身体の中で作る事が出来ないので、普段の食事から摂取しなくてはなりません。このためこれらのミネラルのことを必須ミネラルと呼びます。この中でもマグネシウムは1日の必要量が約300mgと他のミネラルと比べ多めで体内で300種類以上の酵素に関します。このミネラルが不足すると疲れやすくなったり、何となく身体がだるいといった症状も身起こってきます。このように関連する酵素の多さからも、身体の機能を維持するために大切な必須ミネラルの一種であることがおわかりいただけたかと思います。あまり名前は知られていませんが、円の下の力持ち、といった感じです。
2010年1月5日火曜日
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